2020/07/17 16:00
白化粧という色のついた土に白い化粧土をかける技法がある。
昔は簡単に欲しい材料が手に入らず、白磁への憧れから生まれたらしい。
もとの土と、上に掛ける化粧土との兼ね合いで、真っ白な土を使うのとは違った味わいが出る。
化粧掛けは、粘土の乾燥具合や化粧土の濃さに気を付けないと、剥がれたりひび割れたりする。
厚化粧はよい結果を生まない。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1052649/blog/9dcf5fc4ed03d6b2e7f3ed51b410588f.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
乾かないうちは生クリームのようで、少しおいしそう。
猿も木から落ちる‥落ちたのは皿だけど。
手が滑って甕の中に落下。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1052649/blog/99c0ecb54649853b42ec92d5807b9660.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
かけらも探して、焼く前なので水に浸してまた粘土に戻す。
化粧土や釉薬が入った古い甕は、父が昔作った大皿を蓋にしている。
以前、プロパンガスの交換に来たガス屋さんが引っ掛けて大皿を割ってしまったことがある。
真っ青になりあせってたけど、いらないから蓋にしてるので、と聞いてほっとして帰られた。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/1052649/blog/2b1fbe32abf3e4861358a46f0d3a2c24.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
(m)