宋艸窯+

2020/08/03 13:34

梅雨も明け、8月になりいよいよ夏到来。
この先、鹿児島は9月の半ばくらいまで真夏モードが続く。
長い長い夏の始まり。
年齢を重ねるにつれ、暑さへの耐性も年を追うごとに下降気味で、エアコンのお世話になることが多くなった。
電気がないと進まないことが多くて、電気に感謝。


夏だけは水仕事がうれしい。
水を張ったたらいに入っているのは、窯出し後の器。
どれも緑釉の器だが、焼き上がりは釉薬の表面が酸化膜に覆われて少し発色が鈍い。
その酸化膜をとるために、薬剤に浸けた後、水で流しながらタワシでごしごし洗う作業がある。

 
そして、おひさまの下で乾燥して作業終了。
焼きあがった後のひと手間で美しく整えて、いろんな場所に送られていく。

どの釉薬もそれぞれ良さはあるが、緑釉はお客様の中でも人気度は高い。
葉っぱや森など自然につながるイメージで、なんとなく落ち着くのかもしれない。
料理を盛りつけても、意外と食材を選ぶことなく馴染む気がする。

「器が緑だと、野菜がない時にいいわね」とおっしゃったお客様がいらした。
眉唾っぽいが、最近野菜が高いので思い出した話。
決して野菜の代わりにはならないけど、いろいろ想って使っていただくのはうれしい。

(m)